なんということでしょう 写真は楽し

まったりカメラ

ソニーα7R IIIで撮影しています。日々まったりと。 since 21 Oct. 2018

東急プラザ銀座で夜景を撮影 (1) - α7R III + Batis 2/25

2016年3月、銀座に東急プラザが完成した。屋上にある「KIRIKO TERRACE(キリコテラス)」からの夜景がきれいらしい。よし、そこから数寄屋橋周辺の夜景を撮影してみよう。

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日が落ちる前にパシャ。数寄屋橋交差点のランドマーク=不二家のビル(クリスタルビル)が ド~ン。


↓これが「東急プラザ銀座」。ここの屋上テラスから地上を見下すアングルで、夜景を撮影するつもりなのだ。

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↑週末の夕方は人通りが多い。左に見える建物はHERMESのビル。去年、ソニービルがこの場所の隣で取り壊された。そんなこともあって、「これが新しいソニービルだ」と思い込んでいた。(この記事を書くためググって調べるまで ^^;)

で、キリコテラスから銀座の夜景を撮影してみた。

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この日のレンズは25mm単焦点一本。さらに焦点距離が欲しいときにはAPS-Cクロップ(=1.5倍の37.5mm相当)を多用した。屋上でカメラのセッティングを済ませ、日が落ちるのを待つ。この時気付いたのは窓の汚れが予想以上にひどいことだった。被写体がどう写るかがわからなかったので、とりあえず汚れが少ないと思われるガラス窓を選びその前にカメラを設置した。そうそう、「忍者レフ」も使用した。


ところがガラスの汚れが思ったよりハードに写りこんでいた。(涙)この写真で分かりやすいのは「FUJIYA」の看板ロゴ「U」のところ。白い雲のようなモヤモヤがお分かりだろうか。編集ソフトで修正しようとしたが、少し明るめにレタッチすると「モヤモヤ」が画面全体に登場するので結局あきらめてしまった。他にも首都高の車の光跡を撮影した写真や、違うアングルのカットもあったけど全滅。^^;

ここからのアングルはいい感じだし、なんとかならないかな~

 

いや、でもこのビルは、外の夜景以外も被写体の宝庫だったのである。

 

東急プラザ銀座で夜景を撮影 (2)へつづく。。

 

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里山ガーデンの巻 - α7R III + FE24-105mm F4G

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昨年撮影に訪れた「横浜動物園ズーラシア」に隣接する、「里山ガーデン」に行った。

 

 

 

自宅から30分ほどの距離なので、空いた時間を利用して気軽に行くことができたのであった。

 

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この日は薄曇りだったけれど、広大な敷地の一面には様々な種類の植物や花が植えられており、日中まったりするにはうってつけのスポット。

 

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美しい植物と花を楽しんだ後、自宅PCで写真を確認すると。。ガ~ン!この日の写真はすべて「iso 1000」で撮影していたことに気づいた。

 

絞り優先モードで撮影中に「いつもよりシャッタースピードが稼げる(速い)な~」とは思ったけれど、「これじゃブレるどころかブレようがないぞ、ガハハハ!」と特段設定を疑ったりすることはなかった。


ところが帰宅後にPCのモニターでみると、いつもよりノイズが多い? で、exif情報を確認したところ、iso 100に設定したつもりなのに実際はiso 1000だった。。^^;
 

直前に行った撮影の設定を戻し忘れて、次の撮影に臨んでしまうことってないですか?(笑)

 

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晴れた日は - α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM

8月~9月は週末になるたび天気が崩れ、フラットで陰影がない写真ばかりを量産していた。晴れ間が突然訪れた時には、なにはともあれ家の周辺でパシャっとやってみる。 

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こんな何の変哲もない写真もモノクロにしてみると、何か意味ありげに感じてしまう。(笑)

 

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↑先週旧朝倉家住宅へいった際、代官山周辺をスナップしたのであった。

 

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↓は「旧朝倉家住宅」

 

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写真を整理していて気付いた。晴天時はついつい空を見上げて撮影することが多いんだな~ ^^;

 

 

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旧朝倉家住宅の巻 - α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM

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東京都渋谷区にある旧朝倉家住宅。ここは約100年前に建てられた屋敷で、重要文化財にも指定されている。一般にも公開されていると知って出かけてみた。

 

屋敷の中や庭園は、「昭和」を通り越して「大正ロマン」香る、なんとも穏やかな場所だった。外のまばゆい光と室内の暗さとのコントラストが美しい。

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ここは渋谷区猿楽町、代官山の周辺だ。通りに沿って外国の大使館や現代的な建築物が建ち並んでいる。

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週末の久しぶりの晴れ間に気分はマッタリ。30分ほど通りをブラブラした。代官山を訪れたのは何十年ぶりだろうか。すっかり変わった街の様子には驚いたし、そういえばテレビでよく目にする「代官山蔦屋書店」もはじめて実際に見たのであった。

 

 

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昭和な飲み屋街 - α7R III + Batis 2/25

隣駅にある「昭和の香り」ただよう飲み屋街。何度かブログの記事にしたことがある。

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JR南武線沿いにあるこの商店街は戦後のどさくさに紛れて建てられたらしい。10年ほど前に火災にあい半分ほどの店舗が姿を消したが、焼失を免れた一部の店が現在も営業を続けている。現代的で洗練された居酒屋やバーも嫌いではないけれど、こうした飲み屋のほうが居心地がいい。こんな昭和の面影はいずれ消えゆく運命なのか。。

 

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この駅はいわゆるターミナル駅。周辺にはたくさんの商店があるが、この町で飲むときには自然とこの商店街方向へ足が向く。

 

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おまけ^^;

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 P.S.はてなブログに移行したばかりで、その使い方がチンプンカンプン。「あれをやりたいときはどこをどうすれば?」。。いつも迷子になってしまうぞ。(笑)

 

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ブログを引越ししました。

このたび、これまでの「livedoorブログ」から「はてなブログ」に全面移行しました。これからもご支援のほどお願いいたします。

 

さっそくテストを兼ねて蔵出し写真をアップ。

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はてなブログはCSSを含めカスタマイズできる項目が多くて嬉しいけど、まだまだ知らない機能が多そう。

移行作業として、まずは2015年からのライブドアブログの記事全てを「はてなブログ」にインポートした。ただその作業はスムーズだったとは言えず、いまだに大量の不具合がある。う~む、やっととりあえず見られる状態にはなったか。残りは徐々に修正していこう。

画像をクリックすると拡大画像がポップアップ表示される。ところがはてなブログのそれはサイズ的にイマイチだったので、Flickerに登録し、ブログ写真専用スペースとして使ってみた。これ1TBまで無料で使えるし、大きな画像もアップできそうだ。

ともあれ、これからも頑張って更新していきますので、従来どおりまったりと応援していただければ幸いです。よろしくです!

2018年10月 namihei

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フルサイズミラーレス戦国時代到来 - ニコン・キヤノン・パナソニック・シグマ・ライカ・ツァイスもキタ~!

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パナソニック、ライカ、シグマ が共同発表した「Lマウントアライアンス」のキービジュアル



2018年9月はカメラ業界激動の一か月だった。知っての通り、各社がいっせいにフルサイズミラーレス一眼カメラを発表したからだ。自分もカメラ好きユーザーの一人として日々各社の動きをチェック、その度ワクワクさせられていた。

誰もが気軽にスマホを使って写真を撮るようになり、その影響からコンデジの販売は不振だ。それならと、カメラメーカー各社は利益を見込める高額なフルサイズカメラ市場に進出した。なかでもこれからの成長が見込めるフルサイズミラーレスカメラ市場へ。各社は2020年の東京五輪を見据えているはずで、そこで覇権を握ることこそが最大の目標だろう。

自分は二年前にソニーのフルサイズミラーレス機(α7 II)を購入したのだが、当時はソニーの孤独な一人旅。二大メーカーはレフ機開発に注力し、一方ユーザーもミラーレス機を低く見ていた感があった。その状況をひっくり返したのがソニーα9の登場だろう。続いて矢継ぎ早にソニーが発売した第三世代のα7シリーズを見て、いよいよニコンキヤノンも安穏としてはいられなかった。

今回、各社の動きを見て最初に感じたのが「やっとソニーは二大カメラメーカーのニコンキヤノンにも認められ、遂に脅威を与える存在にまでになったか!」ということ。このことはソニーユーザーの自分からすると、とても感慨深かった。

各社の発表を受けてさっそくネットの掲示板では、ひいきにするメーカー vs 他メーカー、ユーザー同士の大バトルが繰り広げられている。(笑)その書き込みは不毛なものがほとんどだけど、たまにすごい情報があり、読む分には結構面白い。

自分は、新しく生まれた「フルサイズミラーレス市場」において、各メーカーがこれから何十年もお互いに切磋琢磨しつつ、進化して欲しいと思っている。競争のないところにイノベーションは生まれないから。そしてカメラという分野は、日本のメーカーがほぼ独占しているという、他にはない特別な市場なのだ。そんな意味でも各メーカーは、特にこのカメラ市場ではずっと頑張っていてほしいのである。ましてやケータイの様にガラパゴス状態で終わってしまうのは許されない。

で、まず先陣を切ったのはニコン新しくZマウントを立ち上げ気合が入っているように見えたが

ニコンZ7/Z6 8月23日発表。※今日現在、最初に発売された高画素機 Z7 の最安値は約40万円。

続いてキヤノン。EOS Rを発表。こちらはニコンよりはこなれた価格でスタート。
EOS R 9月5日発表 ※今日現在の最安値は約23万円。

実はニコンキヤノンの発表を見て同じような感想を持った。それは従来の新製品・新マウントの発表のようで、自分が期待した、ミラーレスカメラならではのユーザーメリットを最優先に開発された製品だとは思えなかったことだ。

細かいスペックには言及しないが、ユーザー目線で言うと、その「ミラーレスならでは実現できる・備えて欲しい機能」が弱い印象がした。(ボディ内手振れ補正の有無、バッテリーの持ち時間、ポートレートを撮る人の瞳AF、動きものを撮る人には便利な連射に関する機能、プロユースの為のダブルスロット、自分のように星を撮る人の為のブライトモニタリングや、タイムラプス撮影時にも必要となる外部バッテリーからの撮影時給電等々)。

先日ソニーが「動物瞳AF」を発表したが、こんな機能こそミラーレスカメラならではの、一眼レフ時代に存在しなかったユーザーメリットではないだろうか。「F値が0.95のレンズ開発中」とか「大口径マウントにより画質が少し良くなるレンズを開発できる」等は、自社ユーザーにはアピールできても、他社ユーザーに対しては大きな訴求ポイントにならないと感じた。

いや、百歩ゆずって、低価格カメラならそれもアリだと思う。しかしこれらどれもが20万~40万と高額なフルサイズカメラ。たとえそれらが滅多に使わない機能であっても備わっていて欲しい。

そして最も残念なのは、用意されたネイティブマウントレンズは高額で本数も少ないということ。これでは他社からのリプレース需要までは期待できない気がする。もちろん、従来からの自社ユーザーを大事にしなければならないのは二大メーカーの責務であり、当然のことかもしれない。開発の時間もたらなかったかもしれない。でも、それでも「フルサイズミラーレス」という新しい舞台でもうちょっと攻めてほしかったし、それが自分が最も残念に思った点だった。

ニコンキヤノンの発表が終わりなんとなくモヤモヤしていたところ、突然パナソニックから突然目の覚めるような発表が!

パナソニック LUMIX S1/S1R と「Lマウントアライアンス」 9月25日発表 ※デジカメ Watch TV


これには興奮した。まずはカメラボディー。現時点で詳細は分かっていない所があるが、パナソニックS1/S1Rというカメラには、出し惜しみのない「全部入り」という印象を受けたし、これぞ自分がフルサイズミラーレス機に求めているスペックだと感じた。


そしてさらに驚いたのは、ライカとシグマとパナソニックが協業した「Lマウントアライアンス」だ。今後は三社が自由にLマウントをベースにしたレンズと、なんとカメラボディーもつくれることになる。実際にシグマはFoveonセンサー!を搭載したカメラの開発を発表した。このように、三社がお互いのカメラボディーでお互いのレンズが使用できるということが「Lマウントアライアンス」という仕組みの核心だ。そして三者はそれぞれ違った強味を持っているので、ユーザーとしては個性の違う豊富な製品を使えるという、なんとも魅力的な可能性を感じてしまう。

パナソニックからすればS1/S1R発売時には、自社開発で用意する三本のレンズ(2020年度末までには合計10本以上!)、ライカの既存&新規開発レンズ(めちゃめちゃ高価だけど(笑))、そしてかなりの数のシグマレンズが一気に使えるようになる。これはすごいことだし、この仕組みにはかなりの本気を感じた。

何よりも大事な新マウントカメラの発表時に、スタートダッシュをきっちりやれるだけのレンズ本数を用意し、(これはニコンキヤノンが最初に用意するレンズ本数や、全てを自社開発にこだわる姿勢とは対照的な戦略)、さらに泣く子も黙るイカというブランドイメージを獲得し、そして高品質で比較的低価格なシグマレンズも揃っている、という魅力ある提案は、ユーザーのハートを激しく揺さぶるものだ。ユーザーはレンズ本数の面でも安心できるし、マウントを変更してでも「買ってみたい」と思わせるものだと思う。

動画を撮らないこともあって、いままでマークしなかったパナソニックだけど、これはひょっとして大化けするかもしれない。そして「Lマウントアライアンス」がうまくいった際には、マーケティングの教科書に載せるべき程の画期的な事例だと思う。

ペンタックス富士フィルムは、既に中版サイズのカメラをラインアップしているので、この「フルサイズミラーレス」という流れには乗らないかもしれない。

そしてオリンパスはどう出るのだろう?発売が噂されている「超高性能カメラ」とはいったいどんなものなのか?またフルサイズレンズに関する特許を持っているのはなぜ?ソニーEマウントへ参入するという噂は?。。

さらに「ライカが行くなら負けてはいられない」とばかり、なんとカールツァイスからもぶっとんだフルサイズミラーレスカメラが!これは既存のカメラに対するアンチテーゼか!※レンズ交換式ではないし価格も高そうだけど^^;


そして迎え撃つソニー次の一手は?動物瞳AFの発表、レンズの拡充と着実な進化はあるけれど、ここらでぶっ飛んだ製品を発表してほしい。ソニーは時としてユーザーが想像もできないアッと驚く製品を発表するのが持ち味。そのことが一番の魅力だと思っている。

この、生き馬の目を抜くような「フルサイズミラーレス戦国時代」は始まったばかり。ニコンキヤノンもこのままで終わるはずがないのである。魅力的なイノベーションがユーザーの前に次々と現れることを期待したい。

たとえ買わなくても(笑)色々と妄想するのは面白いし、それがユーザーの特権。こんなこともカメラの楽しみなのだ。