なんということでしょう 写真は楽し

まったりカメラ

ソニーα7R IIIで撮影しています。日々まったりと。 since 21 Oct. 2018

雨の赤坂見附 - カールツァイスBatis 2/40 CF 

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ビックカメラのビルにある力フェから外を望む

 

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豊川稲荷を後にした。この後は赤坂見附駅に隣接するビックカメラへ行くつもり。



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この辺りは坂が多い。九郎九坂(くろぐざか)

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相変わらず空は鉛色。休日の道路は空いており通行する車もまばらだ。歩道橋からの写真。

 

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歩道橋で突然雨に降られたので、ビックカメラへと急いだ。そこで初めてニコン Z6を触ってきた。細かいところまで試したわけではないが、手に持った感覚やファインダーの像が想像以上に素晴らしかった。

 



ビックカメラのビルにあるカフェで雨宿り。まったりしつつニコンZ6のことを思っていた。

現在の力メラはソ二ーα7R IIIだが、以前はニコンD750を使っていた。D750はフルサイズカメラとしては小型軽量で画質を含めてとても気に入っており、2015年秋にニコンFマウントからソニー Eマウントへと全面移行した際には随分悩んだことを覚えている。加えて当時は数本のニコンFマウントレンズも所有していたのでなおさらだった。

ではなぜソ二ーへ(初Eマウントカメラはα7 II)乗り換えたのか。それは、さらに小型・軽量のシステムを求めたことが大きな理由。今でも「軽さは正義」だと思うので、当時も一眼レフカメラのD750を使いながら「さらなる小型・軽量のフルサイズミラーレス」が気になっていた。そしてやはり、撮影結果(被写界深度や色味など)がそのままファインダーに表示されるEVFが、自分の撮影スタイルにおいては必須だとの思いもあった。(D750の前にはオリンパスE-M1を使用していたこともあって、EVFの便利さになじんでいた)

2015年には、「ニコンがフルサイズミラーレス機を発売する」とあちこちで噂されていたし、これなら自分のレンズ資産も活かせるだろうと大いに期待した。しかしこの年、残念ながらニコンのフルサイズミラーレス機は発売されなかったのである。

一方当時のソ二ーEマウントには不安があった。「一眼レフ vs ミラーレス論争」で議論されることの多い、EVFや動体撮影などについては気にならなかったが、最大の不安は「フルサイズのEマウントレンズが圧倒的に少ない」ことだった。当時はGMレンズも発売されていなかったし、シグマやタムロンのフルサイズEマウントレンズは一本も発売されていなかった。つまりこの時点では将来に期待するしかなかったのである。(Aマウントレンズを使う為の純正アダプターはあったが)

ソ二ーの頑張りもあってフルサイズEマウントレンズも充実してきたし、現在はレンズが少ないという印象はない。

 


 

2019年、各社がフルサイズミラーレスカメラを発売するようになり、(自分の求める方向とは違って)一眼レフシステムよりも重厚長大(&高価格)路線をとるメー力一も多い。これから発売されるレンズ次第だが、今のところ「軽さは正義」派の自分にとって、あの時マウント変更したのはよかったのかもしれない。

売り場でニコンZ6を触りながら、「う~む、確かによさそう。これがあと二年早く発売されていたらどうしただろう。。」と思ったのだった。