なんということでしょう 写真は楽し

まったりカメラ

ソニーα7R IIIで撮影しています。日々まったりと。 since 21 Oct. 2018

天の川再び(伊豆下田爪木崎) - α7R III + FíRIN 20mm F2

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α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO2500

 

3月25日、伊豆下田 爪木崎にて天の川を撮影した。ここは一昨年の秋に訪れ、いつか天の川を撮ると決めていた場所だった。

α7R III + FíRIN 20mm F2、F8、1/400秒、ISO100

α7R III + FíRIN 20mm F2、F8、1/400秒、ISO100

この日は新月で天気も良好という、絶好の天の川撮影日和だった。3月24日から撮影地近くの宿を取り、深夜より(=25日朝)撮影を開始したのだった。

2018年には何度も天の川撮影に出かけたのに、昨年(2019年)は一度も撮影を決行しなかった。仕事がバタバタしていたのもあるけど、車の運転や体力的なことで不安を感じるようになったことが大きい。

これまでは就業後に帰宅し、それから出発していた。真っ暗な中を3~4時間運転し撮影地へ到着する。その後深夜から撮影を開始。終了後はまた運転して朝に川崎市の自宅へ帰るというハードスケジュール。これがちょっとしんどくなってしまったのだ。暗い中で目も見えにくくなるし。。まあ、年のせいかもしれないな。(笑)


2018年までの天の川撮影記はこちら

 

そこで、「今年はゆっくりと天の川撮影に挑もう」と決めていた。昼間は景色を眺めつつ命の洗濯。当然撮影も快調に進む。夜には下田漁港で新鮮な海の幸を楽しみ、その後はしばし宿でまったり。そしていざ天の川撮影へ。撮影終了後は宿に帰りぐっすりと数時間眠る。これはもう完璧でしょ!

 

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α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

 

撮影地には25日の 0時に到着。下田市内で星があまり見えなかったので心配していたが、爪木崎ではおびただしい数の星が見えた。ただ肉眼では天の川を見ることができない。なんでだろう?快晴だし湿度も低いのになんとなく空気が澄んでいないような。これが春霞なのか?

そして撮影地にはものすごい強風が吹いていた。しかもメチャメチャ寒かった。そういえば出がけの天気予報で「伊豆市に霜注意報」と言っていたっけ。

実はこの日はモーションタイムラプス撮影を予定していた。左から右にカメラをパンしつつ、天の川が上ってくるシーンを撮りたかったのだ。でもこの強風では三脚が飛ばされそうで心配だし、それにこの寒さの中に2時間以上じっとしているのも耐えられそうにない。う~むどうしよう、まったりと撮影しようと決めていたのに。車から出られない、撤収という文字さえ頭をよぎる。。

しか~し、このまま退散することは許されないぞ。よし、タイムラプスは中止し、通常の撮影だけ行えばいいと頭を切り替えた。

他に数人のカメラマンがおり、入り江の海岸で撮影しているようだった。(昼間のロケハン時に、構図に灯台が入らなかったので、自分はパスした)結果このポイントには自分たった一人。真っ暗な中さらに心細くなったぞ(笑)

 

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流れ星が写ってる! α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

 

シャッターを切った後に、背面液晶ですぐに写真を確認する。するとくっりきと天の川の姿が映し出されていた、これってJPEG撮って出しでしょ?これはすごすぎ!!

うれしくなり、寒さも忘れ結局一時間半ほどシャッターを切った。肉眼では天の川なんて見えなかったのに。やはりカメラのセンサーは人間の目よりはるかに性能がいいことを実感した。

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

上はAPS-Cクロップモードで撮影した一枚。焦点距離20mmのレンズだから3530mmになる。このようなときシャッタースピードは500÷30=約16秒にすべき?少し星が流れているような気もする。お分かりになる方がいれば教えてください。

次回は昼間の撮影記事になります。 

 

 

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