なんということでしょう 写真は楽し

まったりカメラ

ソニーα7R IIIで撮影しています。日々まったりと。 since 21 Oct. 2018

Isn't she lovely - Stevie Wonder を打ちこんでみた

 

"Isn't she lovely" (Stevie Wonder)を打ちこんだ。

 

 

この曲は言わずと知れたStevie Wonderの名曲。今回は「ギター講師こーじゅん」さんのアコギ演奏をYouTubeで観てとても感動したことが、打ちこみのきっかけだった。

テクニックや音楽的センスはもちろんのこと、心の底から楽しそうに演奏する様子がとても素晴らしく、大ファンになってしまった。ちなみにテレビ朝日報道ステーションの現テーマ曲「Brave」を作曲し演奏もされているので視聴してみては。

 

データ作成にあたっては当然この動画を参考にさせていただき、アコギでカバーしている多数のYouTuberの動画も参考にしつつ、自分オリジナルのフレーズを加えてみた。

 

アコギパートだけのつもりだったが、ハーモニカパートも再現したくなった。Stevie Wonderといえばクロマチックハーモニカの名手としても知られている。

2016年にニコンD750で撮影した。(D750+タムキュー)

2016年にニコンD750で撮影した。(D750+タムキュー)

 

実は自分も2014年に、この曲を弾きたいとStevie Wonderと同じクロマチックハーモニカを購入したことがある。その後はあまり練習せずにほったらかしていたけど ^^;

 

でもこの曲を打ちこむならハーモニカは必でしょ!当然 Stevie Wonder のフレーズをアレンジなしの完全コピー。これ以上いいフレーズなど思いつくはずもない。

 

そしてやはりE-guitarパートも加えたくなり、Lee Ritenourの大好きなフレーズを入れ、後半は自分のオリジナルフレーズを使用したのであった。

 

MIDIの打ち込みは時間がかかるけど、やっぱり楽しい。そう、音楽は楽しまなくちゃだめだよね!

 

P.S. 次はカメラ関係の記事を(笑) 

 

 

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デパート屋上のビアガーデン - α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM

FE 16-35mm F2.8 GM 16mm、F2.8、1/100秒、iso320
FE 16-35mm F2.8 GM 16mm、F2.8、1/100秒、iso320

 

すっかりご無沙汰してしまいました。

 

異常な暑さが続いた7・8月。家の外に出たのは散歩&買い物の時くらい。コロナのこともあるし、シャッターを切る機会はほとんどなかった。

 

そろそろ飲み会でもということで、友人がデパートの屋上ビアガーデンをセッテイングしてくれた。お~、ナイスアイディア。参加者4人でも、ここなら安心して飲めそうだ。密状態が気になる人も抵抗は少ないだろう。

 

場所は日本橋三越屋上。3月まで勤めていた会社のそばだった。退職したのは半年前のことだけど、早くも少し懐かしく感じるな。

FE 16-35mm F2.8 GM 16mm、F2.8、1/125秒、iso320

FE 16-35mm F2.8 GM 16mm、F2.8、1/125秒、iso320


ここには10年ほど前に一度だけ訪れたことがある。その時は正統派の「デパート屋上ビアガーデン」といったたたずまいだった。(敷地一面にも提灯なんかがあった)いつのまにかリニューアルしたのであろう、すっかりモダンな感じになっていた。

FE 16-35mm F2.8 GM 16mm、F2.8、1/10秒、iso1600

FE 16-35mm F2.8 GM 16mm、F2.8、1/10秒、iso1600

 

金曜日の夜だけどお客の入りは半分といったところ。営業時間も9時半までなのでしょうがないのかもしれない。

 

9月、しかも夜だというのに湿気を帯びた空気がまとわりつく。まだまだ暑さは続きそう。

 

 

 

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20年ぶりに打ち込みを再開した

雨が降り続き、7月に入ってからは写真を撮るための外出ができなかった。家に閉じこもる日が続き、とうとうブログに掲載する写真も底をついた。。^^;

そんな「自宅警備員」生活の最中に何をしていたのか?実はmidiの打ち込みを20年ぶりに再開したのであった。

 

私事で恐縮だが、今から25年前、突然の病(脳出血)に倒れた。幸い命はとりとめたものの後遺症が残ってしまった。具体的には、右手を使っての素早い動作やスムーズな動きが苦手になり、おかげで好きだったギターを続けることが困難になった。

 

ちょうどそのころmidi(PCで音楽を制作できる)を知った。小室哲哉のmidi打ち込み音楽といえばなじみがあるかもしれない。

 

マウス操作は問題なかったので、PCを使って自分にも音楽がつくれるかもしれないと思った。なのでワクワクしながらその世界に足を踏み入れた途端、想像以上に楽しいことがわかり、あっという間にハマることになった。

 

まだインターネットが一般的ではなかった時代。打ち込んだ曲データは、NIFTY-Serveというパソコン通信のmidiフォーラムへアップしていた。これがとても楽しかった。当ブログの「namihei」というアカウントネームは、NIFTY-Serveで名乗っていたハンドルネームから引き継いだもの。(当時は漢字で波平。とぼけた名前が気に入っていたし、ギター同様断念したサーフィンに関連する「波」も入っているし、ハンドルネームとしてピッタリだと採用したのだった)

 

そこでは活発な活動が行われており、フォーラムの仲間とは何度かオフ会もした。また作品の人気投票が月ごとに行われ、ベスト3に選ばれると景品がもらえたり。自分も幾度かもらった景品は今も「家宝」だ。

 

さらに当時思うことがあり、「この道でプロになれたら」と本気で考えたことも。そこでRolandのコンテストに応募したり(2年連続で落選(笑))、それならと通信カラオケデータ作成のアルバイトをしたり。(二週間必死に打ちこんだ一曲が3万円だったので結局やめた^^;)

 

そんな風にメチャメチャ熱中したmidiの打ち込みであるが、2000年ころにやめてしまった。なぜか?その理由はいくつかある。

 

インターネットの時代が到来し、NIFTY-Serveのサービス、ひいてはパソコン通信自体が終了してしまったこと。自分が愛用していたmidi編集ソフト、Opcode社のVisionというシーケンスソフトが開発中止(会社ごと消滅)になったことも大きい。= 結果WindowsXP以降は動作しない。

 

さらに最大の理由は、midiを扱うだけの「シーケンスソフト」から「DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)ソフト」という時代の流れに魅力を感じなかったからだ。簡単に言うと音楽制作にはマイクからの肉声やギターの音(オーディオデータ)を直接録音・編集することが主流になり、必ずしもmidiは必要なくなったということ。「実際のギターを弾くことがままならない」という理由でmidiの打ち込みを始めた自分にとって、これでは本末転倒、まったく意味をなさなかった。

Batis 2/40 40mm、F4、1/1250秒、iso100

Batis 2/40 40mm、F4、1/1250秒、iso100

あれから20年。今回の「自宅警備員」生活で、「打ち込みを再開してみてはどうだろう?」と思うようになった。今だにmidiの打ち込みには思い入れがあるし。

 

で、いろいろ調べると、当然ながらDTM( = Desktop Music。これはRolandが言い出した和製英語?)の世界はめざましい進化を遂げ、すっかり様変わりしていた。一方でわかったのは、midiの基本はそのままで昔のような編集ができることはもちろん、更には思ってもみなかった機能も登場していることだった。よ~し、これならいけるかも。。

 

「国民一律10万円給付」のおかげもあり(笑)、とりあえず「Studio One 5」というDAWソフトとギター専用音源「Electri6ity」を導入し、古い曲(Eric Clapton の Layla とJimmy Page(Led Zeppelin)の Whole Lotta Love)を打ちこんでみた。DAWソフトにおいても、midi打ち込みの基本は変わってないことにほっとした。プロがスタジオ編集に使う機能などは使いこなせていないものの、う~ん、やはり打ち込みは楽しいじゃないの!と思った。こうなりゃvocaloid(初音ミクみたいなやつ)も使ってみたいぞ。

 

晴耕雨読ならぬ、晴れた日は写真、雨の日はmidi打ち込みもいいかも。

 

 

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単焦点50mmでお散歩スナップ - α7R III + フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2.8、1/6400秒、iso100

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2.8、1/6400秒、iso100

 

前記事に引き続き5月~6月に近所を散歩した際に撮りためた写真をアップした。

 

今回使用したレンズはフォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2。

 

毎日同じコースを散歩するのはつまらないので、できるだけ知らない道を歩くことにしている。静まり返った街にも「緑」は当たり前に訪れる。

 

 


散歩のコースを変えてみると、今まで気付かなかった被写体に出会うことがある。こういうのが散歩の楽しみ。

 


 

ピントの位置がイマイチだったかも。^^;「マニュアルフォーカス」の修行が足りないか!


かっこいい!近年マツダ車のデザインはどんどんよくなっていると思う。


JR貨物線ターミナル内で巨大建造物が建設中だ。でもいったい何の建物だろう?う~む謎だ。。

 

 

 

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単焦点40mmでお散歩スナップ - α7R III + Batis 2/40

Batis 2/40 40mm、F2、1/5000秒、iso100

Batis 2/40 40mm、F2、1/5000秒、iso100

 

自粛中、撮影のため外出することがなかったので、その分撮れ高は稼げなかった。そこで5月~6月に家の近所を散歩した際に撮りためた写真を、2回に分けて掲載しようかと。今回の使用レンズはBatis 2/40

 

 

 

公園や住宅地、事業所や商業施設、道路や鉄道。どこもあまりひと気が感じられず、ひっそりとしている。まるでSF小説の中で描かれるようなゴーストタウンだ。

 

 

 

ただの散歩スナップ写真だけど、見返すとあらためて自分の好みに気付く。特に晴れた(強い日差しでの)シチュエーション。

 

 

フラットな写真を量産しそうな撮影条件だけど、常々陰影が感じられる写真を撮りたいと思っている。そのために露出はアンダー目、というより「スポット測光」や「ハイライト重点測光」を使って、被写体の最も明るい場所に露出を合わせる。このような方法で(さらに彩度は少し控えめ)撮影するのが好みであり、これが自分らしい写真と言えるかもしれない。

 

 

 



 

 

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ブルーインパルスを撮影 - α7R III + FE 70-300mm F4.5-5.6

遅い朝飯を済ませてまったりしていたら、凄いニュースが飛び込んできた。

ブルーインパルスは、本日 12:40 頃 〜 13:00 頃の間で、新型コロナウイルス感染症に対応中の医療従事者の方々をはじめ、多くの皆様へ敬意と感謝をお届けするため、東京都区部を中心に編隊による航過飛行を行う予定です!

 

FE 70-300mm F4.5-5.6  焦点距離300mm(換算450mm)、F5.6、1/3200秒、iso200 

FE 70-300mm F4.5-5.6 焦点距離300mm(APS-Cクロップ 換算450mm)、F5.6、1/3200秒、iso200

おぉ~素晴らしい。そしてこれは医療従事者のみならず、我々への応援でもある。サンキュ、ブルーインパルス!

12時40分から13時までの飛行スケジュール。そして予定飛行ルートを見ると東京方面から川崎市中原区(武蔵小杉あたりか?)まで飛んでくるとのこと。

現在11時半、高い建物からなら見られるかもしれない。よしコジマ×ビックカメラの屋上駐車場なら間に合う!

 

左上のスモークはブルーインパルス

左上のスモークはブルーインパルス

駐車場には同じことを考えている人たちがすでにちらほらと。「皆さん考えることは同じですな~、ワハハ!」と、久しぶりに家から出てきた人達同士の会話も弾む。「あの方角がねらい目ですぞ」とか、何かの無線を使って詳細飛行ルートを教えてくれるマニアックな人もいる。皆笑顔だ!まさにブルーインパルスから応援されている感じ。👍

撮影は久しぶりの望遠レンズ(FE 70-300mm F4.5-5.6 G)を使い、カメラを「APS-Cクロップ」に設定した。一番上の一枚がブルーインパルスが最も近づいた時の写真。(300mm×1.5で換算450mm)

残念ながら肉眼ではスモークが見えるだけだった。それでも望遠レンズのおかげでなんとか機影をとらえることができた。

 

 

ブルーインパルスは武蔵小杉あたり?で転回し、東京方面へ戻って行ったのだった。

 

 

コジマ×ビックカメラの屋上駐車場から遠くに見えるブルーインパルスをバシャ。

 

 

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アレクサ、おはよう - α7R III + Batis 2/40 CF

先日Amazon Echo Show 5を購入した。

Amazon Echo Show 5

Amazon Echo Show 5

目覚し時計が壊れたので、買い換えようとamazonを巡回していた。そこで目についたのが「Amazon Echo Show 5」。これ、もちろん目覚まし時計としても使えるらしい。5月10日まで「40%OFFで5,980円」のキャンペーンだったこともあり、次の日にはポチってしまった。

これまでスマートスピーカーを使ったことはなく、その機能についてよく知らなかった。調べると、いくつかのAIスピーカーのなかでもこの製品はamazonが開発したこともあり、そのサービス(ショッピング、Amazon Music、prime video、kindleなど)との親和性が高いらしい。ライバル企業であるgoogleのカレンダーとの連携も可能とのこと。

家電製品を声で操ったり(別途デバイスが必要)、テレビ電話したりと、あまり必要性を感じない機能もあるけど、とりあえず目覚ましの代わりにも購入してみるのはありかと。という訳で、ついに自分もスマートスピーカーデビューを果たしたのであった。

まずはnews。自分好みのnewsメディアを登録できる。(今は「J-WAVEでnewsを聞かせて」でヘッドラインニュースを流している)天気予報は自分の住むエリアが自動的に選ばれる。さらに「今日の予定は」と話しかけると、普段PCで使っているGoogleカレンダーの予定を読み上げてくれる。

アレクサ、映画を見せて

アレクサ、映画を見せて

Amazonプライム・ビデオとの連携はバッチリ。また、「アレクサ、マイミュージックをかけて」と話しかけると、Amazon Music に登録した(デスクトップPCで)自分のお気に入り曲が再生される。曲が流れるのは当たり前だけど、カラオケの様に音に合わせて歌詞が流れるのにはビックリ。(スピーカーの音も思ったよりいい。)

アレクサ、電池を買いたい

アレクサ、電池を買いたい

「電池を買いたい」と言ったら、の画面(amazon)がいきなり出てきたのには驚いた。しかも読み上げてくれる!

 

アレクサ、YouTubeを開いて

アレクサ、YouTubeを開いて

YouTubeやfacebookなどもWEBブラウザ(firefox)が搭載されており普通に見られる。Googleでの検索もOK。(アレクサ、〇〇〇をグーグルで検索して)

まだまだいろいろとできそうだ。でも一番興味があるのはAI、「アレクサ」だ。どのくらい声を認識して、どんな返しをするのだろう? 

1. まずはマジメに

次の新月は
今日は新月ではありません。次の新月は2020年5月 22日です

25かける1.5 は
25かける1.5 は 37.5です。

1ユーロは何円
1ユーロは115.70円です。

→(おー、なかなか賢いぞ。音声とテキストを同時に表示してくれるので調べ物にも便利)

 

2. ライバルのAIについてどうこたえるか

Google Homeって好き?
すべてのAIがすきです

SIRIって好き?
すべてのAIがすきです

→(おとなだな~(笑))

3. おもしろ&お茶目系の質問

おもしろいこと言って
今年の残暑はすごいざんしょ?

おもしろいこと言って
しらんぷりして食べるパンってどんなパン?
答えは、「 蒸し(無視)パン」。

なぞなぞ出して
嘘をついてもばれない国って、どーこだ? 答えは、バーレーン。

→(。。だじゃれかよ!でもじわじわくる~(笑))

4. その他

好きなテレビ番組
何と言ってもアンパンマンです。

→(「何と言っても」ですか~。これにもじわじわ来たぞ)

ラジオ体操かけて
ラジオ体操 第1〈指導入り)

→(Amazon music から体操動画付きの曲が再生された。)

腹減った
ぼくの顔をお食べ。と言いたいところですが、私には私の顔を焼き直してくれる人がいないのです。

→(意味がわからないぞ!シュールすぎる(笑))

5. そして。。

いろいろと無茶ぶりをして、アレクサを困らせては大笑いしている。普段はRadikoでJ-WAVEを流しっぱなしにし、カラオケ(JOYSOUND)も楽しい。もちろん目覚まし時計として「アレクサ、8時に起こして」も。

スマートスピーカーは便利だけど、実用性だけを求めるというよりも、自分にとっては「楽しみデバイス」という性格が強い。aibo(持ってないけど)をかわいがる人がいるように、早くも愛着が湧いてきた。

しかし、いい歳のオッサンがスピーカーにむかってブツブツ。。これは他人から見たら寂し過ぎるかも。(笑)そうだ!

 

自分:さびしい

アレクサ:さみしい時も、私はあなたのそばにいますよ。

 

ア、アレクサ。。お前いい奴だな。。😢 不覚にもじ~んときてしまった。(笑)

アレクサっていい奴かもしれない。。

アレクサっていい奴かもしれない。。



 

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伊豆下田「尾ヶ崎ウイング」 - α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM

天の川を撮影するため伊豆下田に行った。(2020年3月)

 

天の川撮影の翌日には帰路についた。途中、国道沿いにある「尾ヶ崎ウイング」(休憩所&展望所みたいなところ)に立ち寄った。

 

1

α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM、16mm、F8、1/320秒、ISO100

 

この日は快晴で強い陽射しが降り注いでいた。やはりここからの見晴らしは最高。遠くに白浜海岸も見える。以前、ここから天の川を撮影できないものかと考えたことがあった。実際に訪れてみると、脇の国道を走る車のライトや街の灯りが強そうで適当ではない感じ。

 

2

α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM、16mm、F8、1/320秒、ISO100

 

疾走するトラックを「ハイライト重点測光」で撮影。

 

α7R III +  FE 16-35mm F2.8 GM、16mm、F8、1/1250秒、ISO100

α7R III + FE 16-35mm F2.8 GM、16mm、F8、1/1250秒、ISO100

  


 

GWが終わった。撮影がほとんどできずにストレスが溜まっている人も多いのでは?

自分もそう。ただ、その一方で楽しいこともあった。なかでもZoomやSkypeを使ってのリモート飲み会。めったに会えない人ともゴキゲンな時間を過ごせたし、「繋がっている」ことも実感できた。これ、コロナ騒動がなかったら試してみる機会もなかったことだろう。よし、ざまみろコロナ!こういうのを「禍を転じて福と為す」と言うのだよ👍

自分はデスクトップPCなので、リモート飲み会にはwebカメラが必要だ。(スマホは嫌だし)しかし関連ガジェットは軒並み売り切れており、結局注文の1か月後、一昨日になってようやく納品された。実はそれまでの間が七転八倒の連続だったのだ。

最初に、古いiPad mini(第二世代)をwebカメラとしてデスクトップPCにつないでみた。(iVCamというソフトを使用)うまくいったが、iPad mini本体を固定できず、画像(画角)もいまいち。そこで、固定の為のアタッチメントを購入しようとカ~となっってしまった。でもすぐに、webカメラが納品されたら使用しないことに気付き、ポチる寸前でセーフ。フ~危なかった(笑)

次に、所有するα7R IIIをwebカメラとして使おうと考えた。でも2万円程するキャプチャーボードを購入するのもはばかられる。(ただしこれも売り切れ)何かいい方法はないかとググったが、SIGMAfpやCanonやNikonのカメラでの「webカメラ化」記事は見かけるものの、SONYのカメラではどうやっても対応できないことが判明した。諦めかけていたところ、YouTubeでそのものずばりの動画を発見!(これは神動画、アップしてくださり感謝しかない!)

動画通りにやったらバッチリと使えたので、(しかもただ←これ大事!)興味のある方はトライしてみては。(SONY Imaging Edge と OBS を使って実現する方法)

ただα7R IIIは画質が良すぎるかも。ユーチューバーでもないし、自分の顔が高画質に写るのも気色悪い。。^^;  やはりほどほどのwebカメラ(1,800円)でやるのが自分には一番合ってるみたい(笑)

 

 

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伊豆下田でまったり(1) - α7R III + FíRIN 20mm F2

一か月前、天の川を撮影しようと伊豆爪木崎に行った。下田に一泊し撮影に臨むという、楽しく&マッタリとした二日間であった。

 


1

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、1/1000秒、ISO100

 

訪れたのは3月。コロナの影響は今ほど甚大ではなく、宿泊施設・飲食店はアルコール消毒や「三密」対策をとりながら通常営業していた。夕食の店を探しつつマジックアワーの下田漁港をブラブラ。


結局この日は寿司屋(廻るやつ(笑))に入り、とれたての海の幸に舌鼓を打つ。さすがにめちゃめちゃ美味しい。

 

2

α7R III + FíRIN 20mm F2、F8、1/250秒、ISO100

 

は宿泊した「黒船ホテル」。下田にペリーの黒船が来航したことが由来だろうが、単純に村上春樹の小説に出てきそうな名前だ。40年前にも現在の姿をそのまま見た覚えがあるので、ここは相当古いホテルなんだろう。

 

3

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2.5、1/320秒、ISO100

 

4

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2.0、1/8000秒、ISO100

 

天の川撮影の前に爪木崎をロケハンした。平日ということもあり人もまばら。青い空、白い雲、澄んだ海、野草が咲き乱れる。。う~ん、まるで白日夢のよう。

 

 P.S. 自由に撮影ができず、家に閉じこもって悶々としている方は多いはず。自分もそう。でももうちょっとのしんぼうですぞ。それまで「まってろ天の川」!!

 

 

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ハローワークで思ったこと - α7R III + フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2

しばらくぶりの更新です。

会社を退職してひと月余りが経過した。この間、会社から届く「離職票」をひたすら待っていた。なぜならこれをハローワークに提出しないと失業手当は受け取れないし、次の仕事を探すこともできないからだ。

コロナの影響は退職した会社にも及んでおり、予定よりもかなり遅れて「離職票」を入手した。

さっそくハローワークに行った。「こんな時にも働かなきゃいけない窓口の人は怖いだろうな」と思いつつ。しかしそれどころか、担当の方はとても親身になってくれ、退職の理由、経緯などを長時間にわたり丁寧に聞いてくれた。嬉しかったし、「こういう人が今の時期の社会を支えてくれているんだなあ」と思え、ただただ感謝の気持ちでいっぱいだった。

 

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/2000秒、ISO50

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/2000秒、ISO50


例の「一人10万円給付」についていろいろと言う人がいる。「公務員などは減収ゼロだから支給する必要なし」が主な反対意見だ。そんなことよく言えたもんだと思う。

外出自粛が求められるこの状況下においても、職場に行かざるを得ない人はたくさんいる。医療関係者、介護関連従事者、役所の公務員、スーパーやコンビニ、飲食店やドラッグストア、日々のゴミを回収してくれる清掃員、宅急便や交通機関や郵便局の職員等。。

確かに彼らの収入は減っていない。しかし本当は家でじっとしていたいはずだ。でもそれは許されない。つまり彼らは命を張って職務を遂行し社会を支えている。

そんな彼らに自分は敬意を払う。今回ハローワークの職員に接してあらためてそう思った。

ともあれ、今は早くこの災難が終わることだけを祈るばかりだ。

 

P.S. 女優の岡江久美子さんの悲報に接し言葉を失った。自分とは交流がなかったが、中学の先輩だったので余計に悲しい。ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

 

 

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カメラ野郎の家ごもり、また楽しからずや

緊急事態宣言が発令された。皆さんはどのようにお過ごしですか? 

う~む、今が踏ん張り時なのは間違いない。しかし一日中コロナ関連の報道に接するあまり、余計な不安にとりつかれることだけは避けたいと思っている。また、外出の自粛や色々な困難によって心までむしばまれたら元も子もない

「三密」は避けても、何かを楽しむ気持ちを自粛するべきではないぞ。よし、こうなった以上、今の状況でもできる「楽しいこと」を何としてでも探してやろうじゃないの。ざまみろコロナ!(←何にざまみろ?^^;)

その結果、逆に今ならできること(大掃除など)が意外と多いことに気づいた。ふむふむ、この機会にやってみよう。そしてカメラ野郎としての楽しみもどんどん追求するべし!

まずは、過去に自分が撮った写真を見返してみた。これが思った以上に楽しい。「えぇ~これはダメだろ」、「カメラを始めたころは彩度マシマシのこってり写真がいいと思っていたんだなー」とか、「今ならこう撮るのに」、「よしよし、構図についてはちょっと進歩したか」と気付いたり、あらためて勉強になることも多かった。

 

そしてこれが最高だった。 

● モノクロ画像のカラー化


f:id:taka_ois:20200409155926p:plain
 f:id:taka_ois:20200409155952p:plain

 

これは1970年代前半に中学生だった自分が撮った写真だ。当時の担任の先生(鉄道&写真好きだった)に連れられて小海線のC56を撮りに行った時のもの。日本からSLが消えてしまう前にその姿を一目見ておきたいと思い、家にあった「オリンパスペン」で撮った白黒写真だ。現在もプリントとして保存しているけれど、それは退色して黄ばんでおり、ひどい状態だった。

だからこのサイトを教えてもらった時、真っ先にこれをカラー化しようと思った。これまでも古い写真に彩色してカラー化し、現代に蘇らせる技術はあったけれど、素人には手が出せないと思っていた。でもこのサイトではそれがあっという間に(しかも無料で)できる。何でも人工知能のディープラーニング技術を用いているらしい。いや~、この写真懐かし過ぎだろ!

 


● YouTubeも楽しい

ここ数年YouTubeの動画をよく視聴する。これまではカメラやガジェットのレビュー動画が中心だったが、だんだんとつまらなくなっていた。そこでこの機会に今まで知らなかったユーチューバーの作品もみてみようと。
※以下ユーチューバーの敬称は省略。 

1. 826aska

この人はエレクトーン演奏をメインの動画にしており、そのクオリティーは凄すぎる。テレビなどでたびたび紹介されているらしく、ご存知の人も多いかも。また人としても素敵で、視聴するたびに癒される。もしこんな女性がクラスメートだったら間違いなく恋していた。。^^;

誰でも知っている曲を演奏されているので、激しくおススメです。

826aska live at Cotton Club
【 ルパン三世のテーマ '79 】エレクトーン演奏
【 宇宙戦艦ヤマト 】エレクトーン演奏
「スター・ウォーズ」メドレー 【 STAR WARS 】

 

2. 瀬戸康史

この人は10年前から動画を投稿しており、YouTube黎明期から人気のユ-チューバーだ。自分はカメラ関連のレビュー動画のみを視聴していたが、それ以外は「ありがちな子供受けを狙ったコンテンツ」だと思って避けていた。

今回カメラとは関係のないコンテンツを視聴してみたら、これがやたらと面白かった。劇団員をしながらのユ-チューバーらしいが、テレビ出演するタレントよりも面白いかも。なんというかウソがなく、偉そうなところもなく、人に対する眼差しがとても温かい気がする。

バーバーしずえシリーズ

感情を失った次男シリーズ!
 企業案件もおもしろい。

 

おもしろ動画の中にもそこはかとなく知性を感じると思っていたら、やはりただの人ではなかった。

瀬戸弘司の「奨学金返済物語」第1部
 

 

3. オマケ(これは笑った!!)

放送事故!笑いをこらえる(ツボが浅い)ニュースキャスター壺浅壺男。

 

まだまだ家の中でも楽しいことはありそうだ。(他の趣味、模型とかDTMとかも)

で、撮影について。しばらくは外での頻度を減らし、撮影する際にも街の人込みを避け、移動には自家用車を使って公共交通機関を利用しないようにしようかと。

 

まま、もろもろマッタリとやって行こうと。😀

 

 

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「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」山中伸弥教授のホームページ - α7R III + フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2

 

Cherry blossoms in the park

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2.2、1/1000秒、ISO100、露出補正 -0.7EV、ハイライト重点測光

 

京都大学 iPS細胞研究所 山中伸弥教授がコロナウイルスについての情報を発信されています。(毎日更新なさっています。)

www.covid19-yamanaka.com

 

メディアには新型コロナウイルスに関する情報があふれている。あまりの情報の多さにどれを信じていいのかわからず、かえって不安になることが多い。

先日、山中伸弥教授のホームページの存在を知った。拝読して自分の認識の甘さと不勉強さにあらためて気づいた。

このホームページは、特定の思惑に左右されることなく、事実やデータから導き出された客観的で確かな情報だけを伝えている。未だわかっていない事柄も、現時点での「確かさの程度」を添えて正確に伝えることに徹しておられる。以下、山中伸弥教授のホームページから転載させていただいた。

正しいかもしれないが、さらなる証拠(エビデンス)が必要な情報
(対策)
・感染していない人がマスクをすることにより、感染予防にある程度が効果がある。
(私の家にある残り少ないマスクは、医療関係者の家族に使ってもらっています。もし咳とか症状が出たら、常時、マスクをします)
・BCG予防接種が新型コロナウイルスに対しても効果ある

当たり前だが新型コロナウイルスは未知のもので、現時点で対策の絶対的な正解は少ないのである。

 

個人でのご尽力にもかかわらず、これだけの多岐にわたる有益な情報を発信してくださり、感謝の念に堪えない。またこのページから感じる「真摯な思い」にも感動。 

これは山中伸弥教授が、自らが所長として所員に送られたメール。

所長便り 2020年3月26日

 

「桜は来年も帰ってきます。人の命は帰ってきません」

 

例年より早く桜の開花が進んでいます。いよいよ春ですね。

 

皆さんにお願いがあります。今年のお花見は、人混みは避け、近くで咲いている桜の周りを散歩するだけにしてください。

 

多くの人が集まり、座り込んで宴会するのは、たとえ屋外であっても飛沫感染や接触感染のリスクが高まります。自粛要請があるとは言え、この週末は全国から多くの人が京都に来られるかもしれません。新型コロナウイルスはすぐそこにいるかもしれません。感染すると、自分は症状が出なくても、周囲に広がって、リスクの高い方には生命の脅威となります。

 

新型コロナウイルスはすぐそこにいるかもしれないと自覚することが大切です。桜は来年も必ず帰ってきます。もし人の命が奪われたら、二度と帰ってきません。

 

1人1人が油断せず、万全の対策を取って頂きますよう、お願いいたします。

 

山中 伸弥

 

新型コロナウイルスは人間の弱点を浮き彫りにする。健康はもちろんのこと、産業や経済、各国の思惑、人間関係やエゴ、他者を差別する感情も。

何の解決策も示さず、揚げ足取りに終始し、文句しか言わない一部の政治家やワイドショー。また、こんな時でさえ自国に有利になるようなことだけを画策する某国。今やそんなことをしている場合ではない。

今、日本国内の政治家は、超党派の議員グループを結成してでも一丸となり、全力でウイルスに立ち向かうべきではないだろうか。さらに、今や人類共通の敵となった新型コロナウイルスに勝利する為には国際的に協力しあい、全世界の英知を結集することこそが急務だと考える。

新型コロナウイルスにとっては、右も左も上も下も、特定の国も知ったことではない。その攻撃目標は人類すべてであり、全員が「平等」にリスクを抱えている。

 

Cherry blossoms in the park

 

 

 

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二ヶ領用水の桜並木 - α7R III + フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2

 

川崎市公式ページより

二ヶ領用水とは、慶長 16(1611)年に竣工した我が国有数の古い農業用水です。江戸時代に稲毛領と川崎領にまたがって開削されたことに、その名は由来します。網目のように設けられたこの用水を中心に地域共同体が形成され、川崎市の骨格をつくり上げていました。

 

Cherry blossoms in full bloom

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1000秒、ISO100

 

二ヶ領用水は、多摩川の水を農業用に引く目的で約400年前に完成した。水路の両岸には400本もの桜の樹が並び、川崎市民には花見の名所として古くから親しまれている。満開の知らせを聞き、さっそく出かけてみた。

 

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1000秒、ISO100

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1000秒、ISO100

 

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/2500秒、ISO100
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/2500秒、ISO100


この日は東京都が「外出自粛」をアナウンスする直前だった。ただ、この二ヶ領用水の桜並木は、それ以前からライトアップ等のイベントが中止されており、(実はそれを楽しみにしていた)既に人影はまばらだ。

近隣の人々が弁当を広げて桜を楽しんでいるだけ。たまにはこんな静かでマッタリとした花見もいいかも。でも来年はここで酒を飲めるといいな。

 

Cherry blossoms in full bloom

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1000秒、ISO100

 

現在ネットにはたくさんの桜の写真がアップされており、感動する一枚もある。そうした中、「どこかで見た」ような写真をできるだけ避けつつ、自らの個性を出していくのは容易ではない。日本人にとって身近な桜は、多くの人が撮影するだけに難しい被写体なのかもしれない。

今日は「50mm単焦点MFレンズ一本勝負」ということもあり、できるだけ他にはないような構図や光をじっくりと探し、一枚一枚を丁寧に撮影しようと決めていた。(だからってうまくいくかどうかは別。。^^;)

 

Cherry blossoms in full bloom

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/2500秒、ISO100

 

夕方の光もいい。

 

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1600秒、ISO100  

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1600秒、ISO100  

二ヶ領用水の脇にはJR南武線が走る。

 

Cherry blossoms in full bloom
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1000秒、ISO100


縦構図もパシャり。

 

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/2000秒、ISO100  

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/2000秒、ISO100  

接写も一枚欲しいところ。しかし後で見たら花びらにムシが。。(笑)

 

P.S. はてなブックマークで頂いたコメントを今まで見逃しておりました。コメント頂いた方には大変失礼いたしました。申し訳ございません。そこでさっそく返信しようとしたのですが、うまくいきません。調べるとコメントに返信する機能はないような?ということはをつけることのみ可能?どなたかアドバイスいただけるとありがたいです。よろしくお願いします。

 

 

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天の川再び(伊豆下田爪木崎) - α7R III + FíRIN 20mm F2

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α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO2500

 

3月25日、伊豆下田 爪木崎にて天の川を撮影した。ここは一昨年の秋に訪れ、いつか天の川を撮ると決めていた場所だった。

α7R III + FíRIN 20mm F2、F8、1/400秒、ISO100

α7R III + FíRIN 20mm F2、F8、1/400秒、ISO100

この日は新月で天気も良好という、絶好の天の川撮影日和だった。3月24日から撮影地近くの宿を取り、深夜より(=25日朝)撮影を開始したのだった。

2018年には何度も天の川撮影に出かけたのに、昨年(2019年)は一度も撮影を決行しなかった。仕事がバタバタしていたのもあるけど、車の運転や体力的なことで不安を感じるようになったことが大きい。

これまでは就業後に帰宅し、それから出発していた。真っ暗な中を3~4時間運転し撮影地へ到着する。その後深夜から撮影を開始。終了後はまた運転して朝に川崎市の自宅へ帰るというハードスケジュール。これがちょっとしんどくなってしまったのだ。暗い中で目も見えにくくなるし。。まあ、年のせいかもしれないな。(笑)


2018年までの天の川撮影記はこちら

 

そこで、「今年はゆっくりと天の川撮影に挑もう」と決めていた。昼間は景色を眺めつつ命の洗濯。当然撮影も快調に進む。夜には下田漁港で新鮮な海の幸を楽しみ、その後はしばし宿でまったり。そしていざ天の川撮影へ。撮影終了後は宿に帰りぐっすりと数時間眠る。これはもう完璧でしょ!

 

1

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

 

撮影地には25日の 0時に到着。下田市内で星があまり見えなかったので心配していたが、爪木崎ではおびただしい数の星が見えた。ただ肉眼では天の川を見ることができない。なんでだろう?快晴だし湿度も低いのになんとなく空気が澄んでいないような。これが春霞なのか?

そして撮影地にはものすごい強風が吹いていた。しかもメチャメチャ寒かった。そういえば出がけの天気予報で「伊豆市に霜注意報」と言っていたっけ。

実はこの日はモーションタイムラプス撮影を予定していた。左から右にカメラをパンしつつ、天の川が上ってくるシーンを撮りたかったのだ。でもこの強風では三脚が飛ばされそうで心配だし、それにこの寒さの中に2時間以上じっとしているのも耐えられそうにない。う~むどうしよう、まったりと撮影しようと決めていたのに。車から出られない、撤収という文字さえ頭をよぎる。。

しか~し、このまま退散することは許されないぞ。よし、タイムラプスは中止し、通常の撮影だけ行えばいいと頭を切り替えた。

他に数人のカメラマンがおり、入り江の海岸で撮影しているようだった。(昼間のロケハン時に、構図に灯台が入らなかったので、自分はパスした)結果このポイントには自分たった一人。真っ暗な中さらに心細くなったぞ(笑)

 

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流れ星が写ってる! α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

 

シャッターを切った後に、背面液晶ですぐに写真を確認する。するとくっりきと天の川の姿が映し出されていた、これってJPEG撮って出しでしょ?これはすごすぎ!!

うれしくなり、寒さも忘れ結局一時間半ほどシャッターを切った。肉眼では天の川なんて見えなかったのに。やはりカメラのセンサーは人間の目よりはるかに性能がいいことを実感した。

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

α7R III + FíRIN 20mm F2、F2、20秒、ISO3200

上はAPS-Cクロップモードで撮影した一枚。焦点距離20mmのレンズだから3530mmになる。このようなときシャッタースピードは500÷30=約16秒にすべき?少し星が流れているような気もする。お分かりになる方がいれば教えてください。

次回は昼間の撮影記事になります。 

 

 

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さらば日本橋の巻 - α7R III + フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2

15年間勤めた会社をリタイアした。これまで通勤には地下鉄銀座線「日本橋駅」を利用していたけれど、今後この駅で降りる機会はないかもしれない。

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/100秒、ISO320

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/100秒、ISO320

 
退職の経緯についてはあまり言えないかも。ただ、それはいわゆるハッピーリタイアメントではなかったし、「今後の人生」的な問題も多い。
まま、今悩んでいてもしょうがない。しばらくはマッタリしつつ好きなことだけに没頭し、それからあれこれ考えればいい。結論なんか先延ばしにすればいいのだ (笑)

でも、とりあえず「身の回りのモロモロはすっきりさせるべし」と考えた。そこでまず、身分証の代わりにもなるマイナンバーカード(所持していると2020年9月から5,000円分のポイント還元もされる)を取得した。

これを手始めに、厚生健康保険証のあるうちに気になっていたところ(尿結石 ^^;)を病院で診てもらったり、売り切れが続くトイレットペーパー(残り数ロールなのでシャレにならなかった)を遂に確保したり、このタイミングでやっとnuro光の工事が完了(4か月もかかった 怒)したり。あ、車検も通したり。

テキパキテキパキ。。そんな訳で無職になった自分だけど、今なら立派な「すっきり野郎」であると胸を張って言える。(笑)   今日もテレビショッピングをみて「コードレス回転モップクリーナー軽ピカ」というのに脊髄反射し、速攻で注文してしまった。そう、これも「すっきり大作戦」の一環であることは言うまでもない。

さらにもう一つ、この機会に愛機α7R IIIのセンサークリーニングをしたかった。最近は絞り開放で撮影することが多かったので気付かなかったが、それは結構汚れていた。そこでソニーの秋葉原SSに電話をしたところ、すんなり予約がとれてしまった。いつもは混んでいるのに、コロナウイルスの影響でこの時期は空いているようだった。いつものように千円メニュー(汚れを確認するプリントアウトは無し)で済ませ、これでまたセンサーもすっきり。
※そうそう、今の時期は花粉がセンサーにつくことも多いと窓口のオネーさん がささやいてくださった。皆さんもお気をつけあれ。

 


 
閑話休題。実はソニー秋葉原SSに行くには地下鉄銀座線を利用する。途中「日本橋駅」を通過するのだ。「この機会に、もう降りることはないと思った日本橋駅で途中下車してみるのも悪くない。今日は周辺をブラブラしつつ写真を撮ろう」と決めていたのだった。

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/500秒、ISO100

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/500秒、ISO100

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1600秒、ISO100

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1600秒、ISO100
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1000秒、ISO100
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/1000秒、ISO100

 地上に出て通りをぶらり。見慣れた風景だけど、どこかいつもとは違うような気がした。なんでだろう。人が少ないせいでそう感じてしまうのか。

 

 

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F8.0、1/15秒、ISO320

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F8.0、1/15秒、ISO320
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F8、1/15秒、ISO320
フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/320秒、ISO320

 

地下通路を歩き、以前撮影したことのある場所でパシャり。ここも人の気配がほとんど感じられない。そのせいか、急になんだかしみじみとしてきた。ん?何なんだ、退職した日にはなかったこの感覚。。

 

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/640秒、ISO320

フォクトレンダー APO-LANTHAR 50mm F2、F2、1/640秒、ISO320


「う~ん、やっぱそうだよな、日本橋には15年も通ったもんな。思えばお前もよく頑張ったじゃないか。お疲れさん」と自分を少し褒めてやりたい気持ちが湧いてきた。そして日本橋という街に、心の中で「ありがとう」とつぶやいた。うん、これからも頑張るよ。

Many thanks for the times that you've given me for fifteen years.

 

The Commodores - Three Times A Lady

 

 

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